2月24日から3泊4日で私(青木農場長男)・父(青木農場社長)・阿賀町のパン屋さん・生協の職員の方の4人で視察旅行へ行ってきました。1日目は移動日だったので、本格的な視察は2日目からでした。

2日目は父と生協の職員の方の知り合いの山本さんが住んでいる種子島へ高速船で行き、レンタカーで山本さんの案内のもと種子島観光しました。観光スポットとして有名な種子島宇宙センターはもちろんですが、種子島ならではの所もいくつか行きました。その中でも南種子町にある宝満神社が一番印象に残っています。この神社がある南種子町では昔から「赤米」という赤い米が作られていて町の特産品にもなっています。私達は神社で作物の五穀豊穣を祈願してから、近くにある種子島赤米館というところで赤米に関する風習や伝統的な作り方の映像や展示物、実物の赤米を見たりしたのですが、本当に赤くてびっくりしました。また、山本さんが地域の人達とやっている「沖ヶ浜田黒糖工場」にも案内してくれ、工場の中も見せてくれました。その工場では昔ながらの伝統的製法で黒糖が作られていて、幸いなことに翌朝その作業現場に立ち会うことができました、湯気がすごくあまりよく見えませんでしたが、手間暇かけてでも島の伝統を守り続けているのがすごいと思いました。


3日目は鹿児島に戻り、レンタカーで伊佐市にある「やまびこの郷」へ行きました。こちらでは、地元のブランド米である「伊佐米」の玄米を100%使用した玄米ペーストパンを製造・販売しています。私達は玄米ペーストの勉強も兼ねて、副社長の永吉さんからいろいろとお話を聞くことが出来ました。お話を聞いてみると、当初パン作りに関しては素人だったので玄米ペーストを開発した「熊本玄米研究所」の方へ出向きパン作りの指導を受けたそうですが、なかなか苦労されたようです。また、普通のパンとは違い玄米ペーストパンはその日の天候や気温・湿度によって水分含有量などが左右されるため、計算が難しいそうです。実際に玄米ペーストパンを試食させていただいたのですが、普通のパンと遜色ないくらいとてもおいしかったです。


そしていよいよ4日目は、玄米ペーストを開発した「熊本玄米研究所」へ行きました。この施設は農業機械で有名な中九州クボタのグループ会社として平成25年10月に設立。こちらでは、アレルゲン・グルテンを持ち込まない徹底された衛生管理の下、熊本産玄米を使った玄米パンと玄米パスタを製造しています。玄米は栄養バランスが良く、食物繊維たっぷりでスッキリ、ダイエットの強い味方にもなるそうです。こちらでも試食させていただいたのですが、玄米パスタはモチモチしていてコシがあり、玄米パンは種類も豊富でとてもおいしかったです。


 

今回の視察で私は初めて見た玄米ペーストに対して無限の可能性を感じました。まだまだ世間にはそこまで知られていませんが、米の消費拡大に繋がり、小麦アレルギーの方にも安心・安全に食べられることが出来るからです。いつか青木農場でも玄米ペーストを使った商品を作れればいいなとおもいます。